株式会社アローズファーム(ARROWS FARM)
あろーずふぁーむ
エンターテイメントと農業の融合
住宅街に囲まれた一角に、都市型農業の可能性を模索するアローズファーム。
敷地内にある9棟のハウスで、主にいちご狩りとトマト栽培を行っています。
住所 | ― | 大阪府交野市倉治2丁目26-9 |
営業時間 | ― | 春夏期営業:5月初旬~7月下旬 秋冬期営業:11月~12月下旬 ※ホームページもしくは公式SNSをご確認ください。 |
定休日 | ― | 不定休 ※ホームページもしくは公式SNSをご確認ください。 |
WEB | ― | https://www.arrows-farm.jp/ |
SNS | ― | |
駐車場 | ― | あり ※駐車台数に限りがございます。 |
交野にいちご狩りの復活
「もともと交野って、私市のいちご狩りが有名だったらしいんですよ。交野にいちご狩りを復活させようっていうのが、最初のきっかけです」と、大山さんは言います。
交野のアローズファームといえば、トマトが有名ですが、昨年からはじめた「いちご狩り」も好評で、インターネットで予約を募集すれば、すぐに埋まってしまうくらい大人気です。
昔ながらのトマトの味
「地域の方に昔ながらのしっかりした濃い味やなと定評を頂いております」品種や栽培方法もトマト本来の味を引き出すことに注力。土壌分析をして、一定の品質でお客さんに届けられるようにしています。
「ありがたいことに、ご近所の方がたくさん買いにきてくれはるんですよ」とのこと。地域の人たちにも、新しい形の農業が受け入れられつつあるようです。
カジュアルに農業が楽しめる場所を
「ここ1~2年くらいは観光農園、体験農園に力を入れています」と大山さん。市外で貸農園をはじめたところ、農業を教える先生が必要とされていることを実感したそうです。
「開園当初は、貸農園を希望される方が多いと予想してたんですよ。でも蓋をあけてみると、たくさんの人が、農業のアドバイスがもらえる体験農園を希望したんです」経験者ではなく、まったくはじめてでも、土に触れたいと思っている人たちが少なからずいることに可能性を感じています。
「野菜もいちごも、朝に自分たちで収穫にいってもらって、その食材で、自分たちでごはんをつくってもらう。そんな宿泊もできる観光農園をつくりたいと思っています」と、大山さん。
農業とエンターテイメントを融合して、交野で1日遊べる観光農園を作りたいと、嬉しそうに話してくれる姿から、農業が好きだという思いがとてもよく伝わってきました。
最後に、地元交野について
「ものすごく人と人との距離が近いところがいいと思います。近くの農家さんにも、とてもお世話になっていますし。栽培方法の情報交換とかもさせてもらっています」と、大山さんはいいます。
「若い人も年配の人も、年齢問わず、話にきてくださいます」お客さんとの距離も近く、たくさんお話しをしてくださるとのこと。「交野は、地域の人とのつながりが強くて、とてもあたたかい場所」と、いうことでした。